放送番組審議会
第120回放送番組審議会議事録
開催日時:令和8年3月4日(水) 午前9:30~11:00
出 席 者:<審議委員>綱嶋 竜太、石井 敬一郎、市川 美知、海沼 実、久保田 久仁子、小谷野 敬子
<ケーブルテレビ品川>橋本 夏代、高橋 敏志
<オブザーバー>品川区区長室戦略広報課:池田 芳宏、イッツ・コミュニケーションズ㈱ :神林 哲郎
<事務局>宮津 隆一、橋口 麗、川﨑 百々子、名鏡 愛里、信田 沙織
(敬称略・順不同)
議事内容
1. 審議事項
(1) 第119回放送番組審議会議事録の確認
事務局作成議事録に対し、内容を確認の上、一同異議なく承認した。
(2) 報告事項
① 放送事故・障害報告・お客さまの声等 各種報告
② 放送内容報告
「品川区広報・自社制作番組」報告(令和7年11月~令和8年1月)
「特別番組」報告
11月 「TOKYOパラスポーツチャンネル 東京2025デフリンピック」
12月 「ケーブルテレビ品川杯少年少女サッカー大会2025」
1月 「令和8年品川区二十歳の集い」
◆報告事項をうけて質疑応答
<委員の意見>
・デフリンピックの放送について、大変意義のある取り組みであり、評価できる内容であった。
<委員の意見>
・少年少女サッカー大会の番組ポスターは非常に良く、関係者にとっても喜ばしい内容であったと思う。
<委員の意見>
・三之助の番組においてふるさと納税が取り上げられていたが、やや簡潔な印象を受けた。
今後は第2弾、第3弾といった形で、より魅力を掘り下げた継続的な発信を期待したい。
今後は第2弾、第3弾といった形で、より魅力を掘り下げた継続的な発信を期待したい。
<委員の意見>
・ニコンミュージアムについては魅力が十分に伝わる内容であった。今回の取り上げ方は良かったが、今後も区内の他企業の取り組みについて、さらに取り上げていくことを期待する。
<委員の意見>
・「CLUBしながわ」の発行部数の現状について確認したい。
<事務局回答>
・現在の発行部数は300部である。紙媒体の今後のあり方については課題と認識している。
(3)番組審議
今回は下記の番組を視聴し、審議した。
<審議番組>しながわEYE「品川寺 金が返ってくる鐘」
(令和8年1月放送)
<番組内容>
メインキャスター水口美希と個性豊かなメッセンジャーたちが、品川の新たな魅力をお届けする番組。
しながわEYE内の特集コーナーでは「品川寺」を取り上げる。
金が返ってくる鐘の伝説を調査せよ!と題し、メッセンジャータカガキが品川寺を訪れる。
パリ万博に貸し出された品川寺の梵鐘が行方不明になり、数奇な運命をへて約60年後に返還されることになる。そのような奇跡的な出来事などを踏まえご利益と語呂合わせから「金が返ってくる鐘」と言われるようになったとのこと。その変遷をたどる内容となっていて、とても見ごたえがある特集となった。
金が返ってくる鐘の伝説を調査せよ!と題し、メッセンジャータカガキが品川寺を訪れる。
パリ万博に貸し出された品川寺の梵鐘が行方不明になり、数奇な運命をへて約60年後に返還されることになる。そのような奇跡的な出来事などを踏まえご利益と語呂合わせから「金が返ってくる鐘」と言われるようになったとのこと。その変遷をたどる内容となっていて、とても見ごたえがある特集となった。
<委員の意見>
・番組で取り扱われていた内容は身近でよく知ったものであったが、担当者の思いや背景を丁寧に描いており、改めて理解を深めることができた。
・最近の転入者にとっては、地域の誇りや文化に触れることができる分かりやすい内容であり、好印象であった。
・完成度の高い番組であった一方で、出演者の服装がキャラクター性の強いデザインであった点が気になった。特に子どもが視聴した際にそちらに注意が向いてしまう可能性があり、無地や地域に関連したデザインの方が適切ではないかと感じた。
・小学校での学習や地域PRとして活用できる内容であった。区の歴史や文化遺産の魅力を伝える番組として、今後は子ども向けや散策番組など、多角的な展開を期待したい。
・全体として非常に良い番組であり、コンパクトに要点を押さえた構成であった。長い年月を経て鐘が戻ってきた歴史的背景が分かりやすくまとめられていた点も評価できる。
なお、これまでの意見と同様に、訪問時の服装などについては一定の配慮が必要であると感じた。あわせて、区の文化を紹介する番組は今後も継続してほしい。
なお、これまでの意見と同様に、訪問時の服装などについては一定の配慮が必要であると感じた。あわせて、区の文化を紹介する番組は今後も継続してほしい。
・放送時期については、お年賀参りが落ち着いた時期であり、「実際に訪れてみたい」と思わせるタイミングとして適切であった。
・本題材については他番組でも取り上げられていた記憶があるが、今回の番組も非常によく整理されており、改めて理解が深まった。
特に、区とジュネーブとの関係性やその背景、歴史的経緯などが分かりやすく、若い世代にとっても興味深い内容であった。
特に、区とジュネーブとの関係性やその背景、歴史的経緯などが分かりやすく、若い世代にとっても興味深い内容であった。
・寺院関係者の説明も分かりやすく、全体として完成度が高かった。
・初めて知る内容であったが、引き込まれる構成であった。「鐘」というテーマ設定にも魅力があり、歴史の背景にある人々の思いが感じられた。全体として印象に残る良い番組であった。
・品川の歴史を記録として残していくことの重要性を改めて感じた。地域に長く住んでいても意外と知られていないエピソードは多く、こうした番組を通じて知ることは、地域への愛着やアイデンティティの醸成につながると考える。
・今回は「鐘」に焦点を当てた構成であったが、寺院名の由来など、別の切り口での展開も期待したい。
・出演者の衣装については、番組専用の衣装(ビブスやジャンパーなど)を用意するなどの工夫も考えられる。
・本題材は全国放送では扱われにくい内容であり、ケーブルテレビならではの価値がある。今後はアーカイブ化や記録保存も意識し、後世に残るコンテンツとして活用してほしい。
<その他の番組に対する委員の意見>
・「品川歴史探訪」および「泉麻人 しながわ土地の記憶」は、再放送であっても気にならない良質な番組である。歴史を題材とした番組は、新作・再放送を問わず視聴しやすく、地元への愛着の醸成や、ふるさと納税の促進にもつながる可能性がある。今後も再放送の活用および歴史を扱う番組制作の充実を期待したい。
・「しながわEYE」は30分構成の中で質の高い番組を制作していると感じる。一方で、番組内に挿入される警察や消防によるコーナーについては、表現が硬く、内容が伝わりにくい印象である。義務的な情報提供にとどまらず、エンタメ性や親しみやすさを取り入れることで、より効果的な情報発信になるのではないか。内容を簡潔に整理するなど、伝え方の工夫が求められる。
・特殊詐欺については手口が巧妙化している状況であるが、実際の事例を取り入れるなど、具体性を持たせることで視聴者の当事者意識を高め、より効果的な啓発につながると考える。
・正月の特集で去年は蛇窪神社が中心となっていたが、区内には他にも魅力的な場所が多数ある。ぜひ、来年の正月では区内のさまざまな地域を紹介してほしい。
<事務局回答>
・いただいた貴重なご意見は関係各所に共有していく。
2. 備 考
次回の開催日については令和8年7月を予定している。